演繹 対義語 反対語を例文 会話例 ビジュアルで学習しよう!
数学や科学のような学習をしていると演繹という表現はよく出ることでしょう。何やら難しい言葉ですが、人間が思考している時は、この考え方をよく使っているでしょう。
今回は「演繹 対義語・反対語」についてお伝えしたいと思います。
演繹 意味 例文
意味:一般的な原理・法則・理論から、個別の事例や結論を導き出す考え方。つまり、「全体から個へ」と考える論理的な方法。
例文:
哲学の授業で演繹的推論を学んだ。
先生は一般的な法則から結論を導く演繹の手法を使って説明した。
探偵が犯人を特定する過程は、まさに演繹的思考の結果だ。
この理論は、前提条件が正しいと仮定して演繹的に導かれる。
演繹によって導き出された結論は、実際の観察によっても確認された。
演繹 対義語・反対語
演繹の対義語・反対語は「帰納」(きのう)です。
意味:個々の具体的な事例や観察結果から、共通点をまとめて一般的な法則や結論を導く考え方。つまり、「個から全体へ」と考える方法。
例文:
彼は複数の実験結果から帰納的に法則を導いた。
日常の観察をもとに帰納の力を養うことができる。
この結論は、多くの事例を分析した帰納的推論に基づいている。
子どもは経験を通して帰納的に世界の仕組みを理解していく。
帰納による考え方は、科学研究において重要な手法の一つだ。
演繹 対義語 ニュアンス 比較
比較項目 | 演繹(えんえき) | 帰納(きのう) |
---|---|---|
意味 | 一般的な法則から個別の結論を導く | 個別の事例から一般的な法則を導く |
思考の方向 | 全体 → 個 | 個 → 全体 |
例 | 「すべての人は死ぬ」→「ソクラテスも人だから死ぬ」 | 「りんごも落ちる」「石も落ちる」→「すべての物は落ちる」 |
根拠 | 理論・前提条件 | 事例・観察 |
特徴 | 論理的・確実性が高い | 経験的・柔軟性が高い |
演繹 対義語・反対語を使った会話例
例1
A: この前の理科の実験、何か気づいた?
B: うん、金属を加熱するとみんな膨張したよね。
A: そうそう。だから帰納的に考えると、「金属は加熱で膨張する」って結論が出せるね。
B: なるほど、それが帰納ってやつか。個別の結果から全体を導く感じだね。
A: そう。なんか探偵みたいで面白いよね。
例2
A: 最近、子どもの反応を見てると、帰納できることがあるのよ。
B: 何?どんなこと?
A: 甘いものを食べた日は、絶対テンションが高いの(笑)
B: それ、毎日の観察からの帰納ね!経験が物語ってる。
A: でしょ?データで証明しなくても、もう確信してるわ。
演繹 類義語 関連語
区分 | 語句 |
---|---|
類義語 | 論証/推論/理論的思考 |
関連語 | 前提/結論/分析 |
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演繹
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