故意対義語反対語を例文会話例ビジュアルで学びましょう！

事故や事件の時に、故意という言葉が出てきます。故意であるかそうでないか？で量刑が大きく変わってくることも多々あるでしょう。意図的な悪いことはしたくないものです。

今回は「故意対義語・反対語」についてお伝えしたいと思います。

故意意味例文
故意対義語・反対語

故意意味例文

意味：ある行為の結果を知りながら、わざと行うこと。自分の意思で意図的に起こす行動を指す。

例文：

彼は故意に他人のミスを指摘しなかった。

その事故は故意によるものではないと証明された。

故意に人を傷つける言葉を使うのはよくない。

相手を故意に怒らせようとしたのかもしれない。

彼の発言には故意的な挑発が感じられた。

故意対義語・反対語

故意の対義語・反対語は「過失」（かしつ）です。

意味：注意を怠ったり、不注意によってうっかり起きてしまった失敗や事故。意図せずに起こるミス。

例文：

その事故は運転手の過失によって起きた。

過失とはいえ、人にけがをさせてしまったのは反省すべきだ。

先生は「過失だから責めないよ」と言ってくれた。

過失でデータを消してしまい、上司に謝った。

彼の過失を責めるよりも、今後の対策を考えるべきだ。

故意対義語ニュアンス比較

比較項目	故意	過失
意味	わざと行うこと（意図的）	うっかり起こること（不注意）
意識の有無	あり（明確な意図）	なし（注意不足）
行動の性質	意図的・計画的	無意識・偶発的
法的ニュアンス	より重い責任を問われる	軽い責任として扱われることが多い
例	故意にぶつかる	過失でぶつかる

故意対義語・反対語を使った会話例

例１

A: 昨日の実験、薬品をこぼしたの俺の過失なんだ。
B: あ、そうだったの？ケガとか大丈夫？
A: うん、大丈夫。ちゃんと片づけたけど、先生に報告した。
B: まあ、過失は誰にでもあるよ。次から気をつければいいさ。
A: ありがとう。今後はもっと注意深くやるよ。

例２

A: この前、洗濯で夫のシャツを縮ませちゃったの。完全に私の過失。
B: あら、ドラム式？温度設定間違えたとか？
A: そうなの。急いでて確認せずにスタート押しちゃって。
B: あるある（笑）私も過失で子どもの服を色移りさせたことあるわ。
A: 家事って小さな過失の積み重ねよね。気をつけよ。

故意類義語関連語

区分	語句
類義語	意図／わざと／意識的
関連語	動機／計画／責任

故意対義語ビジュアルでチェック

故意
├─ 対義語
│ └─ 過失（不注意やうっかりによって起こる行為・事故）
│
├─ 類義語
│ ├─ 意図（ある目的をもって行う考えや気持ち）
│ ├─ わざと（意識して行うこと・意図的に）
│ └─ 意識的（自覚して行うこと・意図をもって）
│
└─ 関連語
├─ 動機（行動を起こすきっかけや理由）
├─ 計画（あらかじめ立てた行動の筋道）
└─ 責任（行為や結果に対して負う義務や説明）